７０年代と思われるメシアキャビネットが頑丈にできていたのでＫＴ８８パワーアンプを使ったフェンダーアレンジ回路を組み込みました。プレート電圧５００Vスクリーン３１０Vで発表動作例の通り８０Wを出力します。
プリ管ヒーター直流点火とトライアルを重ねた配線でギターアンプとは思えない静かなアンプに仕上がりました。ライブはもちろん家庭での深夜の練習もノイズのストレスはありません。透明度抜群なのでエフェクタのノリも申し分ありません。
操作パネルは左からインプット ハイ ロウ プルSW＆ボリュウム TREBLE MIDDLE BASS REVERB MASTER スタンバイSW 極性反転パワーSWです。フェンダージャパンのFATなどとと同じ並びです。フェンダーオリジナルよりブライトとミドルの効きを強くしてます。リバーブユニットは厚めのビニル包装に包まれて劣化がなかったのでそのまま使いました。ドライブはLM386ICアンプです。発振手前まで深く効きます。
背面はEX電源コンセント EXスピーカー ヘッドフォン SPOUT インピーダンス切り替えSW リバーブSW端子です。
真空管はトップにJJ１２AX7 ２段目にエレハモ１２AX7 位相反転は ビンテージJAN ６１８９（１２AU7高信頼管）パワー管にゴールドライオンKT８８X2です。練習を兼ねたエージングは３０時間程度です。
スピーカーはセレッション LIN ６のラベルがあるビンテージ３０と同じ径のマグネットを使った１２H９０です。グリルネットは張り替えました。コーナーガードに年代相応のくすみがありますがトーレックスに破れはありません。重量２６キロでチューブアンプなので仕方ないですね、、
キャスターは左が自由輪右は固定輪です。撮影のために外している裏蓋が付きます。プロ活動またこれから高いレベルを目指すプレイヤーに超お勧めです。回路図お付けします。よろしく検討されてNC,NRの入札お願いします。